20万円PCは何年使えるのか?

結論から言うと、用途次第ですが3〜5年は主力として十分使えます。
ただし、「動くかどうか」と「快適かどうか」は別問題です。
ここを勘違いすると、あとから後悔しやすくなります。
20万円クラスのPCは、現在の主流スペック(RTX 4060〜5060、16GB〜32GBメモリ、Core Ultra / Ryzen 7クラス)を搭載していることが多く、性能的には“余裕のある中上位帯”です。
では実際にどのくらい使えるのか、具体的に整理していきます。
用途別の寿命目安

■ ゲーム中心の場合
- フルHD中心 → 4〜5年
- WQHD以上 → 3〜4年
- 最新AAAタイトル最高設定 → 2〜3年で設定調整が必要
グラフィック要求は年々上がります。
そのため、ゲーム用途ではGPU性能が寿命を大きく左右します。
RTX 4060クラスなら、今後数年はフルHDで安定。
RTX 5060クラスなら、もう少し余裕が出るでしょう。
※ 現在の20万円前後のBTOでは、RTX 4060〜5060クラスが主流です。
RTX 4060と5060の違いについては、こちらの記事で詳しく比較しています。
➡ 4060/5060比較ページへ
■ 動画編集・クリエイティブ用途
- フルHD編集中心 → 4〜5年
- 4K編集中心 → 3〜4年
- RAW現像・AI処理多用 → メモリ容量次第
クリエイティブ用途は、GPUよりもメモリ容量とCPU性能が重要になります。
16GB構成は「今は十分」でも、数年後はやや窮屈になる可能性があります。
長期使用を前提にするなら、32GB構成が安心です。
■ 普段使い・事務作業中心
ブラウジング、Office、動画視聴中心なら、5年以上問題なく使える可能性が高いです。
20万円クラスのPCは、この用途では明らかにオーバースペック気味です。
メモリ容量で寿命は変わる?
結論:変わります。
16GBは現在の標準。
しかし、ソフトやブラウザは年々重くなっています。
5年以上使う前提なら:
- ゲーム中心 → 16GBでも可
- 編集・配信・長期使用 → 32GB推奨
特に最近は、バックグラウンド常駐アプリが増えているため、メモリ余裕=快適寿命の長さにつながります。
16GBと32GBで迷っている方は、こちらで詳しく整理しています。
➡ メモリ比較ページへ
GPU世代で見る“買い替えタイミング”

一般的な目安は以下です。
- 新世代GPUが2回出たら検討
- ゲームで最低設定でも60fpsを維持できなくなったら検討
- 動画書き出し時間が明確にストレスになったら検討
「壊れるまで使う」よりも、不満が出始めたら売却→乗り換えの方がコスパは良いケースもあります。
(フリマや中古ショップを活用すれば、意外と手間はかかりません)
5年以上使うなら何を優先すべき?
長く使うなら、以下を重視しましょう。
- メモリ32GB
- 冷却性能がしっかりしている
- 電源容量に余裕がある
- SSD増設可能
とくにBTOデスクトップの場合、拡張性=寿命延長装置です。
「冷却・電源・拡張性」の具体例は、当サイトの主力2機種で解説しています。
➡ Dell タワーPlus(拡張性重視)
➡ OMEN 16L(ゲーミング寄り)
後悔しやすい人の共通点
- 「最高設定でずっと戦える」と思っている
- メモリをギリギリ構成にする
- 用途が曖昧なまま購入する
20万円という価格帯は「何でもできそう」に見えます。
しかし実際は、“用途を決めた人ほど満足度が高い”価格帯です。
当サイトの考え方
20万円PCは、
「ほとんどの作業ができる万能ライン」
ただし「長期視点で構成を選ばないと差が出るライン」
です。
迷ったら、
- ゲーム中心 → コスパ重視構成
- 長期使用・編集 → 32GB構成
という考え方で大きく外すことはありません。
つまり、「何でも最高」を狙うより、「用途に合った余裕」を選ぶことが重要です。
🎯 まとめ
20万円PCの寿命目安は:
- ゲーム中心 → 3〜5年
- 編集用途 → 3〜4年
- 事務用途 → 5年以上
重要なのは「壊れるまで何年か」ではなく、快適に使える期間が何年かという視点です。
構成を間違えなければ、20万円PCは非常にバランスの良い選択肢になります。
20万円で実際にできることを用途別に整理したページも参考になります。
➡ 20万円用途整理ページへ