【レビュー&評価】mouse DAIV Rシリーズ(ノート)

 最新のインテル Core プロセッサーやNVIDIA GeForce RTXシリーズのGPUを搭載可能で、大容量メモリや高速ストレージのカスタマイズにも対応。 筐体は冷却性能と拡張性を重視した設計で、長時間のレンダリングや複雑なプロジェクトでも安定した動作を実現します。 プロフェッショナルの制作環境を支える信頼性の高いモデル群です。

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掲載日:2025/11/16
投稿者:the比較編集部
機種:mouse DAIV R4-I7G50WT-B(2024年10月公開)
構成:Core i7 13620H,メモリ16GB,SSD500G-NVMe,RTX4050 Laptop,16型フルHD,19万円~,2024/10/20時点
管理人評価:★★★★☆
出典:DAIV R4-I7G50WT-B 実機レビュー|the比較の要約


本機は14型液晶ながら、GeForce RTX 4050を搭載し、約1.41kgという質量で持ち運びがしやすいクリエイターノートです。
液晶解像度は1920×1080で、sRGB比約96%という計測もあり、画像編集・動画編集・Web作業など幅広い用途で十分実用的かと思います。
外部ポートもUSB-C(PD対応)含めて充実しており、100WクラスのPD充電器でも性能を維持できました。

ただ、CPU電力がそれほど大きく発揮されず、高負荷の処理では上位構成モデルに一歩譲ります。
また、4K/60Hz/10bit出力ができませんでした。
バッテリー駆動時間に関しても数値的に控えめで、モバイル用途で長時間連続使用を前提とすると割り切りが必要です。

税込19万円台~という価格帯は、コストパフォーマンス面で良心的だと思います。
ただし、構成を上げると価格も跳ね上がるため、用途を明確にした上で選ぶべきです。

軽量な14型クリエイターノートとして、RTX 4050搭載という性能面も併せ持ちつつ持ち運びやすさを重視したいユーザーには有効な選択肢です。
ただし、「最も高い処理性能を求める」「4K・10bit出力を活用する」「バッテリーだけで長時間使う」という用途では、違うモデルを選んだ方が良いでしょう。


掲載日:2025/11/16
投稿者:the比較編集部
機種:mouse DAIV R6-I7G60SR-A(2024年8月公開)
構成:Core i7 13650HX,メモリ16GB,SSD500G-NVMe,RTX4060 Laptop,16型WQXGA,24万円~,2024/8/14時点
管理人評価:★★★★☆
出典:マウスコンピューター DAIV R6-I7G60SR-A の実機レビューの要約


本機は16型 (2560×1600ドット) のノートPCとして、“クリエイター用途”を意識した仕様が目立ちます。
液晶は DCI-P3 100% クラスの広色域ながら非光沢パネルを採用しており、映り込みや色の濁りを抑えて作業に適しています。
レビュー時の計測では最大輝度 531 cd/m² 程度という数値も出ていて、明るめの作業環境にも耐えうるものです。

性能面では Core i7-13650HX+RTX 4060 という構成で、例えば動画編集・3DCG・画像現像といった一般的なクリエイター用途には十分です。
ストレージは最大3枚構成まで可能とされ、拡張性も確保されています。

一方で、「Type-Cポートが Thunderbolt 4/USB4 に未対応」という点や、「SDカードスロットが省かれている」というクリエイター用途としては気になります。
さらに重量2.37kgという実測値も、多少携帯用途には重めです。
純粋なモバイル用途としては割り切りが必要かと思います。
価格についても“税込24万円台~”という設定はまずまずですが、「構成を上げると価格も上昇」するため、コストパフォーマンス視点では用途をしっかり見定める必要があります。

色域・作業環境品質・性能拡張性を重視するクリエイターにふさわしいモデルです。
逆に軽量モバイル・外出先バッテリー駆動を重視、SDカードを多用といった用途では、別タイプも検討すべきです。



 

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