「NEC LAVIE T11」は全モデルに4スピーカと、サウンドを調整可能な「Dolby Atmos」を搭載しています。
音自体は透き通るような感じで綺麗ですが、重低音は効いていません。
そこそこ大きい音も出せますが、持っている手にビンビン響きます。
気になる臨場感については「タブレットにしてはある」と言ったところでしょうか。
Youtubeにて色々な動画を聴いてみましたが、中にはなかなかの臨場感を感じさせるものもあったものの、ごく一部に限ります。
昔、「Dell XPS 15」というノートで素晴らしく臨場感のあるサウンドを聴いたことがあるので、「臨場感」と聴くとどうしてもそれと比べてしまい、物足りなさを感じてしまったのが正直なところです。
音量は本体側面にあるボリュームボタンで調整可能。
同じく側面4箇所にあるスピーカは、横に持つと手で覆ってしまい、音が若干変わってしまいます。
また、本体の向きによっても音が変わるので、結構繊細だなと思いました。
一方、ヘッドホンでの音質についてですが、残念な事にヘッドホンジャックは付いていません。
製品ページにヘッドホンを付けた男性がデカデカと載っていたので、てっきり標準装備されているものだと思っていましたが、やむなくUSB Type-Cとイヤホンの変換アダプタを別途購入しました。
ちなみに、DAC搭載でないと使えないのでご注意ください。
ヘッドホンでの音質は変換アダプタやヘッドホンの性能も影響すると思いますが、「Seimina」というメーカーの変換アダプタとヘッドホン「audio-technica ATH-M20x」で繋いで聴いてみたところ、いたって普通でした。
変換アダプタで色んな音質に変更できるのは面白いですが、コレと言ったお気に入りモードも無く、普通に聴いています。
たいていの安価なノートでは、搭載されているスピーカよりヘッドホンを繋いだ方が音が良く聞こえるパターンが多かったのですが、今回ばかりはスピーカの方がずっと良いです。
あと音量はもう少し大きな音で聴きたかったのですが、希望の大きさまで上げることができないなど、音量幅の狭さも少し気になりました。
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