続いてキーボードをチェックしますが、このシンプルなパソコンの中でもっとも個性的な部分になります。
テンキー無しのフルサイズキーボードは広々しており、各キーも大きくて打ちやすいですが、ノートでは小さくなりがちな矢印キーも大きめなのが便利です。
キーストロークは2mm弱ですが、カチカチと手応えのある打ち心地なので、個人的には好きなタイプ。
タイピング音はカチャカチャした高音やドムドムした低音ともに控えめなので、静かな方だと思います。
ファンクションキーはFnキーと同時に押すことでマルチメディアキーとして使用することも可能。
バックライトは搭載されていませんが、ある場合はスペースキーやESCキーにライトのアイコンが記載されているのだそうです。
そして最大の特徴なのがトラックポイントこと、通称『 赤ポッチ 』です。
キーボードを打ちながら同じポジションでカーソル操作ができる優れものですが、慣れないうちは使いづらいです。
しかし、これだけの為にThinkPadを使い続けたいという方もいるくらいでして、とくにOfficeなどを使った事務作業で力を発揮します。
実際に使ってみたところ、いちいちタッチパッドやマウスに手を動かさず、同じポジションで作業を継続できるのは効率的ですし、集中力も切れなくて良いです。
クリックボタンは上部にもあり、スクロールは真ん中のボタンを押しながらトラックポイントを操作することで上げ下げが可能。
よく考えられている仕組みだなと少し感動しましたが、トラックポイントの力加減が難しく、日々悪戦苦闘しています。
マスターできるまで頑張って使い続けていきたいです。
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