驚いたことに、Chrome OSではセキュリティソフトが不要です。
これは自動アップデートによって常に最新のセキュリティ機能に更新されるためでして、サポートが続く限り安心して使い続けることができます。
パソコンを買うと最初にするのがセキュリティソフトの購入および設定ですが、Chromebookではこれらの手間や費用を省くことができます。
手間はともかく、それなりに信頼できるセキュリティソフトを購入しようとすると、3年版でも5千円~1万円はします。
Chromebookのような安価なノートを使用するのに1万円の出費は痛いですが、これをカットできるのは非常に大きなメリットなのではないでしょうか。
ただ、一部ではChrome OSでも別途セキュリティソフトをインストールして対策しなくては危険だという声もあります。
ウイルス感染はしにくいが、フィッシング詐欺やデータ漏洩などから100%守れないというものです。
一方でHPでは「一緒に買う必要のないもの」として「セキュリティ対策ソフト」を堂々と掲げています。
どちらを信じれば良いのか正直分かりません。
ただ、そもそも現状ではChrome OS対応のセキュリティソフトが少ないことを考えると、あまり気にしなくても良いのかなと個人的には思っています。
セカンドPCとして使っているので、さほど重要なデータは扱っていないというのもありますが、この点は自己判断に委ねられそうです。
-サポート期限について-
そしてもうひとつ気をつけなくてはならないのが、サポートの期限についてです。 実はChromebookの自動更新有効期限は“各機種”によって異なります。 古い機種ほど期限は短くなっており、最初は3年ほどしかなかったのだとか。 現在は、2020年以降登場する機種で7~8年の自動更新有効期限が設けられているので、安心して長く使っていけそうです。 新モデルを購入する際は心配する必要も無いかもしれませんが、中古など古い機種を購入する場合は、この点に注意しなくてはなりません。 各機種の有効期限については「Coogle Chrome Enterpriseヘルプ」の「自動更新ポリシー」に掲載されているので、事前にチェックしておいた方が良さそうです。 ちなみに当機種「HP Chromebook x360 12b」は2026年6月迄でした。 あとたっぷり5年はあるので安心ですが、いざとなったらセキュリティソフトを入れるという手もあります。 まぁ、買い替えると思いますが・・。 「Coogle Chrome Enterpriseヘルプ」自動更新ポリシー |
-レビュー項目- | ・起動と終了、壁紙 ・パフォーマンス ・稼働音、スピーカ/サウンド ・バッテリ |