以上、「NEC LAVIE Direct N15」を見てきましたが、特に印象に残ったのは、やはり音質とキーボードでした。
音質について最初はアレコレ文句も言いましたが、臨場感にカスタマイズ性を加えたモデルはあまり見たことがありません。
キーボードも見た目や手応え、音など随所にこだわりを感じますし、とことん使いやすさに配慮されています。
また、光沢の狭額縁液晶は美しい映像を広々と見ることができ、優れた音質と相まって映像や動画の視聴をより楽しいものにしてくれます。
高性能プロセッサやSSDなどのハイパフォーマンスな構成は、PC操作のレスポンスが良く、使いやすいキーボードと合わせることで、日々快適な使用感を味わえそうです。
つまり、トータルの相乗効果で真価を発揮するのが「NEC LAVIE Direct N15」だと思いました。
あまり派手さは無いので、最初は拍子抜けするかも知れませんが、使い続けることでその良さを実感できそうです。
一方で、管理人のように自由にパソコンを扱いたい人には、向いていない様な気もしました。
管理人は安くて高性能で中身からっぽなBTOパソコンや外資系メーカーを、自分なりにカスタマイズして雑に扱うのが好きです。
例えるなら「パソコンを自分に合わせる」タイプなのですが、「LAVIE N15」はどう考えても「パソコンに合わせる」タイプです。
購入後のカスタマイズは難しいものがありますし、標準でインストールされているソフトも多々あり、PC環境がある程度形作られています。
その枠からはみ出たり雑に扱うと、すぐ混乱やフリーズを起こしそうですし、すごく繊細です。
パソコンを購入時のまま使う方や物を大切に扱う方、・・と考えるとやはり女性向きなのかなと思いました。
もちろん、こういったお堅いPCを根気よくカスタマイズして、自分好みの設定にする人も沢山いますが、管理人のように適当な人間には不向きなタイプです。
これは、NECのライバルである富士通FMVや東芝dynabookなどでも同じ事が言えるかも知れません。
最後は大手メーカー製パソコン全般の感想みたいになってしまいましたが、このようなタイプの機種は久しぶりに触ったので、言及させて頂きました。
有り難う御座いました。
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