【レビュー】Google Chromecast with Google TV「テレビや液晶への取り付け簡単!手軽にネット動画を満喫♪」

こんにちは、管理人です。
本日はメディア・ストリーミング端末の「Google Chromecast with Google TV」を取り上げたいと思います。

商品は楽天にてほぼ最安の6475円で購入しました。
2020年11月に発売されましたが、いまだに人気は高く、1年近く経ってやっと数百円程度値下げされています。
ちなみに毎度おなじみのAmazonでは販売されておらず、購入することができませんでした。
Amazonからも「Fire TV Stick」という同様の商品が出ていますが、ライバルのものは取り扱えないということでしょうかね。
でも旧モデルの「Google Chromecast(第3世代)」は普通に販売されていますし、よく分かりません。
たいていのものはアマゾンで購入できるので、「無い」という事実にちょっと驚きました。

購入の目的は、家のルームランナーでウォーキングをしているときの暇つぶしに動画が見たかったからです。
ふだんはタブレットで見ているのですが、いちいち運ぶのが面倒ですし、画面も小さいので、使わずに放置していた液晶ディスプレイをメディア・ストリーミング端末で活用しようと考えました。
同様の商品はリビングのテレビで「Amazon Fire TV」を長年使用してきたのですが、動きがイマイチ遅く、Youtubeも使いづらそうな印象です。
しかし「Google Chromecast with Google TV」は旧モデルに比べて動きがスムーズになったらしく、同じGoogleのサービスということでYoutubeも使いやすいとのこと。
実際の使用感はどうなのか、運動中に試してみたいと思います。


商品は楽天市場の「ニューライフ」というお店で購入しました。
お届け日がアバウトなお店の多い楽天ですが、「13時までの決済完了で当日発送」と書かれていたので、分かりやすくて有り難かったです。
実際、翌日の午前中には届きました。
梱包箱は小さめで軽く、商品箱はさらにコンパクト。
しかし、しっかりとしたつくりになっていますし、中身も丁寧にまとめられていて、好感が持てます。
て言うか、全部真っ白ですね。

内容物は本体にUSBケーブル、リモコンにACアダプタ、単四電池2本にクイックスタートガイドとなっています。
リモコンは持った感じスベスベで、寒い冬は手がかじかんでうっかり落としそう。
もう少しザラつきか凹凸があった方が持ちやすくて良いと思います。

デザインはシンプルですが、丸くて可愛らしいです。
それなりに重みもありますが、量ってみたところ、本体は57.8g、アダプタ&ケーブルは69g、リモコン&電池は63.5gとなっていました。
ペラペラのクイックスタートガイドには、ごく基本的なことしか書かれていませんが、それだけ取り扱いが簡単ということでしょう。
一方、取り付ける液晶ディスプレイは、長いあいだ使わずにしまっていた19.5型の安いiiyama製ですが、品質は良いので長持ちすると思っています。
ただしスピーカが付いていないので外付け用を繋ぎ、準備は完了です。

本体を液晶ディスプレイに繋いで電源を入れてみましたが、なかなか起動しません。
設定方法は非常に簡単なのですが、システムやアプリのダウンロードやアップデートにけっこう時間がかかりました。

回線は光ファイバですが、それでもトータルで40~50分くらいかかったと思います。
自分ですることは言語の選択から始まり、Wi-Fi設定やGoogleアカウントへのログイン、規約などを確認してアプリやサービスの選択を行うだけです。


さて、さっそく動作を確認してみましたが、ホーム画面は「Amazon Fire TV」と似ています。
メディア・ストリーミング端末はだいたいみんなこんな感じなのでしょうか。
アプリを起動したりコンテンツを再生したりしてみましたが、動きはスムーズで特に問題はありません。
ただ、ホーム画面で何を選択しているのか分かりづらいところがあります。
これは「Amazon Fire TV」でも感じたので、改善してほしいですね。
ちなみに管理人は主にNetflixとAmazonプライムビデオ、Youtubeを楽しみたいと思っていましたが、リモコンにNetflixとYoutubeの専用ボタンがあるのは有り難いです。

まずはNetflixで動画を視聴してみましたが、ここで大問題が発生、音が出ません。
調べてみたところ、液晶側の接続端子DVI-Dは音声信号を伝えないらしく、HDMI変換コネクタを使っても、音声が繋がらなかったみたいです。
DVI端子なんて久々に見たので初歩的ミスを犯してしまいましたが、途方に暮れながら、何気に「Google Chromecast」本体のボタンを押してみたところ、なんとBluetoothデバイスを検索し始めました!

つまりこの商品は、ワイヤレス機器とペアリングが可能ということでして、急いでワイヤレスイヤホンを持ち出して設定し、繋ぐことに成功。

ちなみに設定の「リモコンとアクセサリ」からでもペアリングすることができます。
元々、音のうるさいルームランナーの稼働中に使用するので、ワイヤレスイヤホンを繋ぐことも検討していたのですが、まさかBluetooth接続ができるとは思いませんでした。
イヤホンジャックにトランスミッターを繋いで音声信号を飛ばそうと考えていたのですが、ワイヤレスイヤホンひとつで済みましたし、音の出ない問題も解決して一石二鳥です♪

気を取り直して、やっとNetflixの動画を視聴しましたが、画質は綺麗ですし、特に動作の遅延などもなく不満はありません。
早送りや巻き戻しも、各シーンが細かく分けられるので、とてもスムーズに行えます。
ただ、早送りなどをした直後に、時折音声が出なくなることがありました。
その場合は一時停止などをすると戻りますが、この点は動作がやや不安定です。
音質はワイヤレスイヤホンなど接続する端末の性能にも依存するかと思われますが、管理人の「JPRiDE T-520」ではいたってごく普通でした。
高音や低音も強すぎず弱すぎず、ウォーキング中に雑音が入ることもありません。
ちなみにボリュームはワイヤレスイヤホンで変更することができますが、リモコンの側面に付いているボリュームボタンも使用できます。
イヤホンのボリュームボタンは使いづらかったのですが、リモコンのボタンは押しやすいので便利です。

続いてYoutubeですが、好きな動画を見る際に多用するのが検索ですが、いちいち手打ちするのが面倒臭いなと思っていたら、音声入力で簡単に検索することが可能です!
メディア・ストリーミング端末なら当たり前のことかもしれませんが、管理人はあまり使ってこなかったので、その利便性の高さに感動しました。
「Amazon Fire TV」では声に反応しにくく、識別の精度もイマイチだったのですが、「Google Chromecast」はぼそっと言ったことでもサクッと入力してくれます。
思いついたことにパッと反応してくれるのでストレスを感じさせません。
ただ、例えば歌手の「Ado(アド)」は、たびたび「あと」となってしまいました。
「ド」を強く発音することで認識してくれるようになりましたが、この辺は個人の声質も影響していそうですし、コツを掴んだり一工夫する必要はありそうです。

早送りや巻き戻しはNetflixと違って10秒単位で移動させることができます。
検索や操作は簡単かつスムーズですし、興味をそそる関連動画も次々出てくるので、日々楽しみながらウォーキングに励んでいます。


ここまでで十分管理人の願望は満たしてくれたのですが、ここでふと「本も読みたいな」と思ってしまいました。
ふだんは「Kindle Paperwhite」で電子書籍を読んでいるのですが、ウォーキング中の使用にはさすがに向いていません。
たまにやりますが、手に持ち続けるのが疲れますし、下を向くので首も痛くなります。
しかし歩きながらの読書というのは、なかなか乙なものでして、あっと言う間に時間が過ぎますし、なぜか汗もかいて頭も体も良い運動になります。

さっそく対応アプリを探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。
これは「Amazon Fire TV」などでも同様でして、メディア・ストリーミング端末は電子書籍の利用を想定していないみたいです。
あまり需要が無いのかもしれませんが、動画が再生できるのであれば性能的には問題無さそうですね。
今後の新モデルで対応してくれれば良いのですが・・。

しかし本機はBluetooth接続に対応しているので、試しにAndroidタブレットを設定してみたところ、あっさり接続に成功。
その後、タブレット側にて「キャスト」という機能を使用することで、タブレットの画面を液晶ディスプレイの方にミラーリングすることができました!
そしてタブレット側でKindleアプリを開き、大きな画面で読書をすることが可能となりました。

液晶ディスプレイの解像度が低いせいか、少し文字は潰れますが許容範囲です。
画面が大きいので見やすいですし、首も疲れなくて良いですね。
ページ切り替え時にタブレットの画面をタッチする必要がありますが、さほど苦ではないものの、やはり面倒臭いです。
リモコンや音声で操作できるとページ切り替えも楽ですし、毎回タブレットを持ち運ぶのも少し面倒なので、やはり対応アプリが欲しいと思いました。
でも、ウォーキング中の読書はあっと言う間に1時間近く経ってしまうので、今後もタブレット経由で続けていきたいです。


ここまで、「Google Chromecast with Google TV」をルームランナーで使用した際のレビューを行いましたが、想像以上に便利でした。
管理人のタブレットは11.5型と言えども重くて画面が小さいですし、歩きながらのタッチ操作もけっこう難しいものがあります。
その点「Google Chromecast」は大画面化が可能ですし、設定や操作もきわめて簡単。
なおかつ導入費用も安いので、とても手軽にネット動画を快適に楽しめる環境を作ることができます。
家のテレビにはもちろんのこと、管理人のように余っている液晶ディスプレイがあったら、是非活用してみてほしいです。

今後は、単体で電子書籍アプリへの対応とWebブラウジングが可能になったら良いですね。
また、性能もさらに上げてもらいたいですが、そうなるとライトユーザはパソコンが不要になるかもしれません。
以前、スティック型PCというのが一時流行りましたが、メディア・ストリーミング端末のシンプルさや使いやすさに、パソコンの性能や機能が追加されていったら、ふだんの生活が変わるほどの影響力を発揮するのではないでしょうか。
「Google Chromecast」は色々と可能性が感じられる製品でした。




 


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